オーバー.エベレスト 陰謀の氷壁
エベレストを舞台にした山岳アクション映画である。標高8000メートルを超える通称デスゾーンに機密文書を載せた飛行機が墜落する。資金難で潰れかけの山岳救助隊WINGSに高額の報酬を伴う捜査依頼がくるのだった。胡散臭く信用できなさそうな依頼人に一度は断りを入れる隊長だったが、チームの存続危機を救うことができるのならと、最終的にはミッションを引き受けるのであった。緊張感の欠ける雰囲気の映画になってしまった原因は、チャラい感じのヘリのパイロットのせいか、暗い過去があるのにちっとも悲壮感がないヒロインのせいなのか。コメディにしては悲惨な話だし、本格アクションにしては緊迫感がないし。難しいですな。
ブライトバーン 恐怖の拡散者
空から降ってきた飛行物体に乗っかっていた人間の赤ん坊のような生物を育てる子供のいない両親。導入部は完全に「スーパーマン」と同じ展開である。人間のような生物が超人的な能力を持っているという点も同じ。
違っているのは彼が悪役だということだ。優しくないし、友達もいないし、誰も救わない。自分よりも劣ったものとして人類を支配しようとする。人がどんどん殺される。
ターミネーター.ニュー.フェイト
現在と比べると特撮技術が随分と見劣りするけれど「ターミネーター」は一作目が一番面白いと思っている私です。ターミネーターは殺人機のはずなのですが、ジョン.コナーを守りにやってきたターミネーターがいたという点がややこしいのが「ターミネーター2」でした。ただ、少年を守るシュワルツェネッガーが圧倒的にかっこいいのと、マッチョに変身したリンダ. ハミルトンの姿、液状の金属で変幻自在な新型殺人機が秀逸で、「2」もよかったです。
ジーェムズ.キャメロンが関わったのは「2」まで。その後のシリーズはなかったものとして、製作されたのが、今回の「ニュー.フェイト」だそうです。気持ちとしては「ターミネーター3」のつもりで鑑賞すればいいのでしょうか。
リンダ.ハミルトンが復活した。それとシュワルツェネッガー以外の主要な登場人物がみんな女性になってしまった。現代的なのでしょう。
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