「セル」「サバイバルファミリー」
2017-02-17


セル

私の中ではスティーブン.キング原作の映画は好みによって当たり外れがある。これは携帯電話で通話することによって人間が狂い始めるという話である。導入部の空港でのパニック描写が秀逸で一気に引き込まれたけれど、緊張感は途中で失速したように感じてしまった。昼間は襲ってくるが、日が落ちると大人しくなるというゾンビ(そう呼ぶのは正確ではないかもしれないが)の習性は不気味だった。ラストシーンがわかりにくく、どう解釈したらいいものか。

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サバイバルファミリー

東京で生活する四人家族。ある日突然に全ての電気が使えなくなる。通常の停電かと思われた事態は予想したよりも深刻で何日経っても復旧しない。やがて水や食料が不足し始め「大阪では電気が使えるらしい」という噂を頼りに、一家は自転車で高速道路を通って西の方向を目指すことに。途中からロードムービーになり、どこにも電気が通っていないことを悟った主人公たちはお母さんの実家がある鹿児島に行くことを決心するのだ。

災厄が起こったとき始めは仕事の心配をするけれど、それが危険なものだと気がついたら、人は家族の元へと向かう。当たり前だけどそれが本能なのだと思いました。

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[映画]

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