戦国時代が終わって世の中が安定した徳川時代、なくなった妻の願いを聞いて故郷に帰った元藩士、瓜生新兵衛の物語である。教科書を読むような時代劇で、奇抜な展開や演出はなく、安心安定、心静かに落ち着いて最後まで見ることができる。このような作品を好むのは年配者であり、事実、観客は私を含めて中高年ばかりであった。
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